久しぶりのフレッシュマン戦＆初の本格的デイラリー

　今日のラリーは久々の東京フレッシュマン戦。ドライバーで出るのも久しぶりだ。今回はいつも東京戦に出ているコンビをひっくり返しての出場。最近山梨の甲府近辺ではナイトラリーの許可が出ないということで完全なデイラリー。デイラリーなんてデビュー戦（’９３年）以来だ。でもその時は明け方３時スタートで周りはまだ暗かったが、今回は午前１１時スタートという完全に明るい内の走行だ。事前に情報は得ていたので、ラリコンには段ボールでひさしを装着。段ボールは前戦の千葉で兄が壊したパワステオイルクーラーの部品が入ってきた箱というのはご愛敬。

　前日ゆっくり寝てから朝スタート会場の「風土記の丘」に向かう。朝の移動はラリーいうよりもダートラとかに行くみたいだ。現着し、早速受付。コマ図等はナビに渡し、ゼッケン貼りと車検準備なんぞ。あんまり久しぶりなんで車検のやり方忘れていた。コマ図を見るとほとんど通ったことのある場所なのでＣＰの場所もほぼ読めた。勝負所はいつもの舗装の峠だろう。

　エアコンオンなラリー１ステ

　ドラミ終了後、１ステスタート。天気予報では雨が降るようなことを言っていたが、天候は晴れ。暑い。通勤快適軟弱ラリー仕様のランサーなんでもちろんエアコンをオン。まあアベも低い計算ラリーだからナビには出来るだけ快適に仕事をしてもらいましょ。

　てくてくＯＤまで走行し、ノーチェック終わりで車を止める。道の脇には清流が流れていて、飛び込んだら気持ちよさそう。時間を調節してスタート。１ＣＰはゆっくりと清流沿いの道を結構長い距離オンタイムで走った先に出てきた。明るいとＣＰの発見も楽だ。久しぶりのオンタイム走行で上手いことＣＰインできず１点もらってしまう。今日のオープンクラスは低減点でのシビアな戦いになりそうなので１点が命取りになると思われる。

　１０Ｋｍ以上のトランスポートのあと、高速脇の２ＣＰ。これもいつもの場所。でもここでも１点もらってしまう。オンタイムって難しいねえ（笑）

　続く３ＣＰ。例の勝負所の舗装の峠だ。ナイトラリーの時に比べてアベは低いが、その分補正はシビアになる。今回試走車がビッグホーンなんで傾向がさっぱり分からない。ナビの指示通りにＣＰインするも３点ももらってしまう。（ＣＰ後のコマ図で距離を確認して「今日の勝ちは無いな」と確信した）

　「これだからオープンクラスは」な中継

　舗装の峠の後、細い林道に入る。コマ図ではこの先が中継だ。例年だと中継入り口にＣＰなので、今年もそうだろう。案の定中継入り口で４ＣＰ。やっぱり１点もらう。０がなかなか取れない。

　ラリーはここで中継。でもＣＰ４個（しかもローアベ）で距離も全然走っておらず、レスコンが要らないくらい疲れていない。まあお昼時ってことか。車に積んであったブルーシートを広げ、のんびりと弁当を食す。完全にピクニックだなこりゃ。こんなことならちゃんとしたアウトドアセット持ってくれば良かった。中継での途中経過を確認するとオープンクラストップは減点１点らしい。うへえシビアだ。

　「やっぱりデイラリーは難しい」な２ステ

　時間が来て２ステスタート。最初の５ＣＰは舗装の峠の逆走。１ステの結果から補正傾向を考える。下りはほぼ試走車と同じ走りが出来るが、上りは全く分からない。運を天とナビにまかせ、ナビの指示でＣＰイン。が、ちょっとずれた。やっぱり減点１。

　６ＣＰはトランスポート区間の後、そのままの道上にあった。交通量も結構あるのでオフィシャルもエントラントも大変だ。後ろから一般車が来てちょっとあわててＣＰインしてしまい、減点２点。うーむ。デイラリーの難しさか。

　つづいて最終ＣＰの７ＣＰ。ここは１ＣＰの道の逆走。ところがノーチェック終わりのパスコンでナビがポカをおかす。数字の入れ間違いらしい。走りながら復帰のための計算式と方法を指示する。結局ドラゲーターか。ノーチェック終わりで他の車のファイナルを見て、ほぼ正しいことを確認する。清流沿いの道をとろとろ走り、後ろに一般車の列が出来る頃７ＣＰ出現。今度は慌てなかった。今回初の減点０。

　さて結果は‥‥‥‥‥？

　ここでラリーは終了。ゴール会場へ向かう。ゴール会場ではオープンクラスの面々がそれぞれの総減点を確認して暫定より前に順位のさぐり合い。うちは毎チェックで１点以上食らっているのでまあ上位は無理だろう。結果は同点７位。じゃんけんで勝って７位確定。

　表彰式後、高速は渋滞しているので下道でてくてく帰宅。いつものラリーなら帰りは午前なのでほとんど渋滞に遭うことはないが、デイラリーでは行楽帰りの車とモロバッティング。まあしょうがないか。でもホントにピクニック＆ドライブなラリーだった。たまにはこういうのんびりしたラリーもいいかな。

　１点の比率がとっても高いシビアなラリー。
　東京戦で勝つ方がよっぽど楽だったりして（笑）