’９８東京ラリーシリーズ第４戦

ＲＳＣＣ房総ラリー’９８

日時場所Ｄｒ／Ｎｖクラス結果参加車両
’９８　７／１１〜１２千葉ＮｖＢ４位ミラージュ（ＣＪ４Ａ）

　近いようで遠い千葉

　今日のラリーは千葉。開催場所は千葉でも東京ラリーシリーズの第４戦。集合場所は市原市の市民の森、時間は１７：３０ということなので１４：００頃家を出て中央道，首都高，館山道を経由する。が、首都高４号の渋滞にはまる。１５分ほど遅れて現地到着。エアコン付きとはいえやはり夏場の昼間の移動はきつい。
　早めなゼッケン

　受付を済ませ、指示書を確認するとＳＳメインでドライバー重視のいわゆる走らせるラリー。最近この形式のラリーが多い。自分は今回もナビゲーター、ドライバーはうちの兄で車も兄のミラージュ。なんだか最近自分でドライバーをやる機会が少ない気がするが、まあとりあえずそのことは置いておく。ゼッケンは１２番でＢクラス２番目。現在シリーズ２位につけているのでこのゼッケンのようだ。ミラージュに前戦でもらった補助灯が付いたということもあり、なんとか上位を狙いたい。
　１ステ

　ドライバーズミーティング等のスタート前の手順を踏んだ後、２０：４２にスタート。距離合わせのＯＤ（オドメーターチェックポイント）を通過しラリー区間へと突入する。１ＣＰは普通のチェックポイントで無難にこなす。２ＣＰの申告ＣＰの後、ＳＳ１が始まる。ＳＳ１は約２．２Ｋｍの舗装。１４１秒でクラストップから６秒遅れの９番手タイム。どういうわけだかテールがよく出る。横に乗っていても楽しいが、ペースノートがいまいち合わない。（今回ペースノートは主催者配布）さらにミラージュのクラッチが滑るようになってしまい、今後のＳＳでスタートダッシュが出来ないようになってしまう。乗れるハイアベレージ区間を１本こなし、続くＳＳ２。ここは約３．２Ｋｍのダート−舗装−ダートのミックスの路面のＳＳ。２５８秒でクラストップから９秒遅れの４番手タイム。まあいいんじゃない？ラリー区間を２つこなして第１ステージ終了。中継へ戻る。

　中継で第１ステージの暫定結果が出る。Ｂクラストップはサテラスの鈴木ミラージュ（ＣＪ４Ａ）減点３８９点。２位が高勢の高木ミラージュ（ＣＪ４Ａ）で３９８点。３位は田村どやえもんミラージュ（ＣＡ４Ａ）で４０１点。４位は４０２点でうちのようだ。むう、メダルまで１点差か。ちなみに５位が現在シリーズリーダーでシャフトの遠藤シビック（ＥＧ６）の４０４点ですぐ後ろに迫っている。なかなか気を抜けない展開になってきた。夜食をとり、第２ステージに備える。
　シビアな２ステ

　タイムスケジュールに遅れもなく、０：１２に第２ステージスタート。第２ステージをスタートする頃には雨が降り出す。また雨か。第２ステージ最初のＳＳ３は約３．７Ｋｍのダート−舗装−ダートのミックスの路面。ＳＳ２の逆走だ。何カ所か危ないところもあったが、３２６秒でゴール。トップからは８秒遅れだがクラス３番手タイム。よしよし。そのままつづくＳＳ４は舗装の約３Ｋｍ。ここもペースノートがあるが全く合わず。１９８秒でクラストップから１０秒遅れのクラス４番手タイム。あら？トップからは離れているが、番手はそんなに悪くない。さらにＳＳ５。ここはＳＳ１と全く同じ場所、１４５秒と４秒のタイムダウン。まあ雨が降ってきたから仕方ない。クラストップは１４２秒で３秒遅れのクラス４番手タイム。だいたいこの辺だねえ。

　その後最終ＳＳであるＳＳ６に向かう。ＳＳ６はＳＳ２と全く同じ場所だ。ただしＳＳ３で逆走で使用しているため、タイムスケジュールの都合でレスコンが入る。ところがＳＳ３でトラブルがあったせいでこのレスコンが伸びる。約１時間半の待ちのあと競技再開。

　結局トラブルのためＳＳ６は距離が短縮され、舗装−ダートの約２．２Ｋｍとなってしまった。ここのタイムは１８６秒でクラストップから８秒遅れのクラス４番手タイム。総合の順位としては微妙なところにいるのかもしれない。申告ＣＰのラリー区間を２カ所経てゴール会場へ向かう。
　さて気になる結果は‥‥‥‥‥

　ゴール会場でコントロールシートの計算をし、第１ステージの上位陣と成績の確認。第１ステージトップはその場に居なかったので、それ以外のエントラントが集まる。２位だった高木さんところは第２ステージでもコンスタントに良いタイムを残しメダル確定。３位の田村さんのところはゼッケンが遅かったため、だんだん濃くなっていった霧に阻まれ低迷。４位だったうちはそこそこのタイムで他のクルー次第といったところ。５位の遠藤さんのところは第２ステージで追い上げ、なんとうちを１点差で逆転。うひょ〜１晩走って差が１秒か。きびしいねえ。

　ゴール会場に入り、いつものごとく酒が入って風呂にも入って飯も食って仮眠をとる。気づくともう表彰式。結果は第１ステージトップの鈴木さんのところが２位に残り、うちは４位。１点差でメダルを逃したことになる。うひー悔しい。４位の賞品はキャンプ用の折り畳みイスとか洗車用バケツとか花火とか。まあこんなもんでしょう。

　リザルトから３位になった遠藤さんのところと４位のうちのＳＳタイムを比較。舗装で負けてダートで取り返している。ってことは最終ＳＳでダート部分が短縮されなければもしかしたらメダルだったかもしれないってことらしい。たらればだけどね。
　ミジンコ島

　表彰式終了後帰路につく。千葉は近いようで遠いのだ。ミジンコ島経由で東京湾の下を通り、川崎経由で帰る。川崎まではやたらと速かったが、そこから八王子までの下道が混んで意外に時間がかかった。こんなことなら首都高回った方が良かったのかもしれない。

　まあ何はともあれ今年の前半戦終了。次は９月なのでちょっと間隔が開く。今回のラリーの結果、ドラナビとも現在シリーズ３位のようだ。

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